まだ、この名称を知らない方も多いかと思いますが、2014年11月12日に決定された、県営鳥取空港の愛称なのです。
その名も『鳥取砂丘コナン空港』です。
それでは、なぜ愛称が付けられたのか、この空港がどうなっていくのか、どうやって行くことができるのか、紹介していきましょう。
なぜ『鳥取砂丘コナン空港』に?
それでは、愛称が付くまでの経緯を紹介しましょう。
鳥取県には有名な観光スポットの「鳥取砂丘」がありますよね。
また、大ヒット漫画「名探偵コナン」の作者、青山剛昌(ごうしょう)さんの出身地(鳥取県北栄町)でもあるのです。
青山さんは今年1月、平井伸治知事に「鳥取砂丘コナン空港」の愛称を提案し、5月に行われた「鳥取空港の利用を促進する懇話会」の総会で取り上げられました。
空港利用者らへのアンケートで87%が賛成、11月12日に開かれた臨時総会で正式に決定となりました。
鳥取県にはもうひとつ有名な空港「米子鬼太郎空港」があります。
これは、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる氏が鳥取県境港市出身ということで付けられたとされています。
鳥取県は「まんが王国とっとり」を掲げているので、「米子鬼太郎空港」に続けと「鳥取砂丘コナン空港」の名称が付けられたのです。
鳥取県主催 「AKIBAで探す まんが王国とっとり」開催 - アキバBlog / regvn
国土交通省によると全国97の空港がある中、少なくとも21の空港に愛称がありますが、漫画のキャラクター名がついた空港は、この鳥取の2ヶ所だけだそうです。
鳥取砂丘コナン空港はどうなっていくの?
それでは、これから鳥取砂丘コナン空港はどうなっていくのでしょうか?
米子鬼太郎空港を例に挙げると、まず外観がかなり変わりました。
随所に鬼太郎のキャラクター達が登場し、楽しい雰囲気に変貌を遂げました。
また、ホームページも鬼太郎一色で、鬼太郎ファンでなくても行きたくなるような楽しい作りになっています。
鳥取県では、鳥取砂丘コナン空港に、コナンのオブジェや謎解きスペースを設ける方針だそうなので、今から楽しみですね。
また、空港は遠方からのお客様が来られるとのことなので、情報収集にはやっぱりホームページの一新が必要かと思われます。今後に期待したいですね。
鳥取砂丘コナン空港に行ってみよう!
コナンファンでなくても、この空港に興味を持ったあなた、一度は行ってみたいですよね。
鳥取県はあまり知られていないですが意外と観光名称が多いので、行く価値アリですよ。
アクセス
バス JR鳥取駅から出ている連絡バスで約20分
徒歩 JR鳥取大学前駅から徒歩約20分
飛行機 下記の空港から、鳥取砂丘コナン空港へ行くことができます。
羽田空港
米子鬼太郎空港
出雲縁結び空港
神戸空港
茨城空港
ちなみに羽田空港からは約1時間10分のフライトです。
鳥取市内より、車で約7km(約20分)の、砂丘地帯にあります。
年間利用者数は国内約30万人。
まだまだ大きな空港のような施設はありませんが、これからコナンに関連した施設やイベントなどが行われることでしょう。
変貌を遂げる前に行って、比較しても楽しいかも知れませんよ。