引っ越しをした際に、気になる近隣への挨拶ですが、
皆さん、どの範囲まで引っ越しの挨拶に行っていますか?
引っ越しの挨拶は、たかが挨拶、されど挨拶です。
その後のご近所付き合いを左右すると言っても過言ではないのです。
それでは、引っ越しの挨拶はどこまでするのか。
一戸建ての場合やアパート、マンションの場合、それぞれに紹介していきます。
ご近所付き合いの第一歩を円滑にする為にも、ぜひ参考にしてくださいね。
一戸建ての場合
昔から、『向こう三軒両隣』という言葉を耳にします。
これは、自分の家の向かい側の3軒と、左右2軒の家を指し、
親しく交際する近くの家という意味です。
この、向こう三軒両隣は引っ越しの挨拶に行くのが良いでしょう。
立地によっては、これが当てはまらない場合もありますが、
要は自分の家の敷地と、どこかしら設置面がある場合や、
家同士が離れた場合でも、
良く顔を合わせる可能性のある家は、挨拶に行くのが自然です。
アパートやマンションの場合
集合住宅の場合は、最低でも両隣と上下階のお宅には挨拶に行った方がいいでしょう。
世帯数の少ない集合住宅の場合は、
同じフロアのお宅、全てに挨拶に行ってもいいと思います。
同じフロアの場合は顔を合わせる機会がとても増えるので、
次に顔を合わせる際に、コミュニケーションが取りやすくなり、
ご近所付き合いがスムーズになるのです。
反対に、世帯数の多い集合住宅の場合は、
エレベーターまでの通路前のお宅や、
出入口までの通路前のお宅に挨拶に行ってもいいと思います。
要は、顔を合わせる機会の多いお宅、と言うわけです。
挨拶の仕方の参考動画です。こんな感じでやってみてください↓
本来なら引っ越しの挨拶は、マナーとして当然すべきことのはずです。
しかし、昨今では、
防犯やプライバシーなどを理由に「しない」方も多いと聞きます。
また、「いずれ引っ越すから」「ご近所付き合いなんてしないから」などの理由で
挨拶をしないという方も、特に都心では多いと聞きます。
個人的には、とても寂しい、また悲しい気がします。
確かに、ストーカー事件などの犯罪は怖いですが、
ご近所付き合いがあったからこそ、防げる犯罪もあるのではないでしょうか?
ここ数年、さまざまな各地で自然災害が多発しているように感じますが、
そんな時にも、ご近所付き合いがあれば、助け合うこともできます。
ご近所付き合いはなくてもいいことかもしれませんが、
あって、無駄になることはありません。
ぜひ、皆さんも引っ越しの挨拶から、
新しい地で、素敵なご近所付き合いをスタートさせてくださいね。