乾燥の季節がやってきました。そもそも乾燥とはいったいどのような状態を言うのでしょうか?
夏は温度は26℃前後で、湿度は50~60%まで。
冬は温度が19℃前後で湿度は50~60%と言われています。
夏と冬では快適に感じる温度が多少違いますが、湿度は常に50%を目安にしておくと良いのです。
湿度を高くし過ぎると、外気との温度差で「結露」が発生してしまうことがあります。
結露はカビの発生や建材を傷ませる原因になるため、適度な換気や除湿に配慮する必要があります。いくら外が乾燥しているからといって、湿度の上げすぎには要注意です。
こんなわんちゃん↓がいてくれるといいのですが・・・。
http://youtu.be/OPc9oPr52iw
加湿器という数年前の一般家庭にはなかった家電が、最近ではかなり普及しているようですが、今回はあえて、加湿器を使わないでもできる乾燥対策法をまとめてみました。
乾燥対策方法その1…観葉植物を置く
植物は吸収した水分を葉っぱから蒸発させるので、観葉植物を置くと天然の加湿器になってくれます。
ただし、元々温かい地域生まれの観葉植物は寒さが苦手です。
また、暖房などで人工的にひどい乾燥状態にある部屋では改善されない場合もあります。
なるべく暖房の影響が少ない場所に置き、時々霧吹きで葉っぱに水をかけてあげましょう。
葉っぱの大きいモンステラなどの観葉植物のほうがその分蒸発する水分が多いようですが、植物なら何でも大丈夫です。
乾燥対策方その2…洗濯物を室内に干す
部屋干し臭が気になる場合は、なるべく窓側で日の光が当るところで干しましょう。
洗濯物の量によっては一気に多湿状態になるので、上がり過ぎたら窓を開けるなどして調節しましょう。
濡らして絞ったタオルでもかなりの効果があり、インフルエンザ対策にもなるようです。
できるだけ大きいタオルの方がその分乾燥を防げるので、バスタオルが効果的のようです。
乾燥対策方法その3…フローリングを水拭きする
濡れた雑巾で掃除すれば、ホコリも取れるしウイルス対策にも一石二鳥です。
その他、消臭・除菌スプレーを家具類に使用するなどすれば、清潔に保ちながら湿度を上げることもできるのです。
予断ですが、お掃除をするときにマスクをすれば、顔周りだけは潤うので乾燥肌の方にはおすすめですよ。
あなたはどれを実践しますか?
乾燥すると寒さを感じ、肌も髪もボロボロになって、風邪も引きやすくなる・・・と悪い事ばかりで、個人的には本当に嫌いな季節です。
でもそれを簡単に快適にできる方法があれば、実践してみたいですよね?上記に示してきた3つの方法のうち、面倒なことが嫌いな私が一番やってみたいのは洗濯物の部屋干しです。
洗濯は毎日必ずやることなので、それを室内に干せばいいだけ。こんな簡単なことはありません!
他にもお鍋をやるだけで、1時間で6%のプラスになるそうですよ。お鍋率が高い我が家にはもってこいです。ぜひこの冬、皆さんも簡単にできる加湿でうるうる生活をしてみませんか?