えっ!何これ?
自分の足の裏を見て、思わず叫んでしまった経験はありませんか?
いつの間に・・・突然出来てしまった水ぶくれに唖然とした人も少なくないでしょう。
多くの人が経験している足の裏の水ぶくれですが、
今回は、なぜ足の裏に水ぶくれが出来るのか、気になる原因を紹介します。
水虫だけではない、足のトラブルを知って、正しい対処をしてくださいね!
足の裏の水ぶくれの原因
痛かったり、痒かったり、気が付かないほど何の変化もなかったり・・・
水ぶくれができていても、症状はさまざまです。
症状や部位によっても原因は違いますので、早速みていきましょう!
①親指の付け根付近の水ぶくれの原因
多くの人が経験してあるであろう、親指の水ぶくれですが、
特に、親指の付け根の部分ができやすいとされています。
原因の多くは、
痛い場合 → 靴擦れ
痒い場合 → 水虫、汗疱(あせも)
の可能性が高いです。
歩く時には、親指に一番負担がかかるので、靴が合わない場合や長時間歩いた場合など、
どうしても、水ぶくれが出来やすくなるのです。
もし、親指の付け根付近だけでなく、指の間にも水ぶくれができていたり、
痒みを伴う場合には、水虫の可能性が高いです。
早めに皮膚科を受診しましょう!
②土踏まず付近の水ぶくれの原因
土踏まずなんて、その名の通り、
地面に触れないから、トラブルは起きないなんて思ってはいませんか?
それが、意外と多いんです!
土踏まずに水ぶくれができるのは、「掌蹠膿疱症」と言って、きちんとした病名があるのです!
この病気は、手のひらや足の裏に膿疱ができるのですが、
出来はじめに痒みがある為、水虫と間違えられやすい病気とされています。
原因は不明とされていますが、最近になって、
自身の金属アレルギーが引き金となって発症することがわかってきたそうです。
心配かと思いますが、約3~7年で自然治癒することが多いそうですよ。
その間は、対症療法に頼るしかありませんが、治らない病気ではないのでご安心を!
いかがでしたか?
水ぶくれを発見したら、とりあえず潰さずに、その部分を清潔な状態に保って、
皮膚科を受診しましょう。
水ぶくれを潰してしまうと、炎症を起こしたりして、化膿する場合があります。
治療期間が長引く恐れがありますので、絶対に潰さないでくださいね!
水虫の場合は、根気のいる治療になるかと思いますが、
途中で治療をやめないのが鉄則です。
途中でやめると、完治しないどころか、再発率が上がるそうですよ。
とにかく、普段から足を清潔に保ち、水ぶくれができないように心がけましょうね!