小学生の頃より勉強が忙しくなるし、
中学生になったら、読書感想文の宿題はもうないだろうと勝手に思っていませんか?
中学生になっても、夏休みの宿題の定番、嫌われ者の読書感想文は健在なのです!
頭を抱える人が多い、読書感想文ですが、
今回は、中学生が書きやすい、読書感想文の構成について紹介していきます。
これを参考に、少しでも早く苦手な読書感想文の宿題を終わらせ、
有意義な夏休みを過ごしてくださいね!!
中学生が書く読書感想文の構成
まず初めに、注意点を紹介します。
一度は注意されたことがあるという人も多いハズの、「あらすじ攻撃」「平仮名攻撃」です。
中学生の読書感想文のノルマは大体原稿用紙3枚と言われています。
これが文章を書くことが苦手な人にとっては苦痛でたまらないんですよね?
その為、原稿用紙を埋めようと、あらすじを写し書き、漢字を使わず平仮名で埋める・・・
これはやっぱりNGです。
習った漢字は使わなければなりませんし、読書感想文というくらいですから、
あなたの感想を書かなくてはなりません。
では、自分の感想を原稿用紙3枚に埋めることができる、秘策を紹介しますね。
インパクトのある言葉で、自分の感情を言い切ることが大切です。(ここ重要!)
書き出しから、自分や主人公の発した言葉を「」で表現したり、感情を表すといいでしょう。
「○○なんてなければいいのに・・・ずっとそう思っていました。」
「読み終えた私は、言いようのない感情に、どう向き合えばいいかわからなくなりました。」
「今までにない衝撃が襲い、湧き上がるものを止めることができませんでした。」
読み手が「何で?」「どうして?」と感じてくれるような書き出しがベストです。
②自分と主人公との比較
①で書いたことの理由付けや、説明などを、主人公との比較で書きすすめると、
感想文が書きやすくなり、原稿用紙3枚も難しくなくなります。
③自分の考え方について
②で比較をしてみて、自分の考え方はどうなのか、
読む前と読んだ後ではどう変わったのかなど、詳しく説明していきます。
④まとめ
②や③を総括して、作者が伝えたいことを想像したり、
今後、自分はこの本の影響を受けて、どうしていきたいかなどを書くといいでしょう。
読書感想文の定番、「走れメロス」による読書感想文の書き方はこちら↓
いかがでしたか?
夏休みの宿題だと、大体が推薦図書というものがありますが、
もし、本選びが自由で、読書が苦手という方におすすめの秘策があります。
それは、原作が映画になっているものを選ぶことです。
もちろん映画を見るだけではダメで、その後きちんと原作も読んでくださいね。
映画を見て、本を読みたくなったという理由を書いてもいいと思います。
さまざまな賞を受賞している文学作品も多いので、一度映像から入るといいかもしれません。
いずれにせよ、苦手なものはさっさと片付け、夏休みを楽しめるよう、
中学生の皆さん!頑張ってくださいね~。