毎年おこなわれる成人式は、
私たちにとって一生に一度しかない
「大人記念日」です。
社会人としての第一歩をお祝いしてもらうと、
自然と気持ちも引き締まります。
しかし成人式に出席しない人も少なくありません。
みな、それぞれ理由があるようです。
成人式の案内が来たけれど、出席するべきか…。
悩んでいるあなたと一緒に、
少し考えてみようと思います。
成人式の歴史
成人式が生まれたのは1948年のことでした。
戦後の圧倒的な人手不足の中で、
二十歳を迎えた若者を祝い、
今後の活躍を応援する日としてできたといわれています。
成人式は、毎年1月の第2月曜日に開催されます。
近頃の成人式は、一部の出席者によって
進行を妨げられることも多く、
悲しい結果を迎えてしまうことがしばしばあります。
一人でも多くの新成人に出席して欲しいですが、
そのような事態が起こらないよう
毎年祈っています。
成人式に行く意味とは?
成人式に出る楽しみってどんなことでしょう?
まずは、成人式ならではの晴れ着を着ることができます。
一生に一度の晴れ舞台ですからね。
しかし、衣装には費用がかかります。
現にそのことがネックとなって出席を諦める人もおり、
それは悲しいことです。
成人式に行く人の割合は5~8割程度で、
少なくとも2~5割の若者が
成人式を辞退していることになります。
それだけの欠席者が出る一番の要因は、
成人式の特色にあるといえます。
成人式の醍醐味といえば、
やはり「友達と一緒に出る」ということでしょう。
単独行動が好きな人、
団体行動が苦手な人にとっては、
成人式が苦痛でしかないかもしれません。
ただなんとなく面倒くさいだとか、
何となく出席しなかった、など
明確な理由はない人もいます。
理由があいまいなのは、潜在意識の中で
旧友と会うことを億劫に感じているせいかもしれません。
私の周囲の話を聞いていると、
成人式に出席しなかったことに後悔はなく、
出席して後悔している人は圧倒的に多かったです。
私も成人式に出席しましたが、
高校時代の友達と話が弾んで楽しかったので、
私は出た意味はあったかなと思えました。
先にいろいろ考えても、
行ってみないことにはわからない
部分もあると思います。
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成人式の写真だけ撮るという方法も
成人式に出られないけれど、
記念は残したいという人は
写真だけ撮ってみてはいかがでしょう?
費用はかかりますが、
気兼ねすることなく思い出を残せます。
写真は撮っておけばよかった、
という後悔は多いようです。
たとえば振袖のレンタルでは、
安いところで5万円前後のセットもあります。
相場は18~20万円くらいですから、
安いですよね。
そのぶん、生地が薄かったりする場合もあるようですので、
写真映りを想像しながら慎重に選びましょう。
ホラ、写真のことを話しているうちに、
ちょっと楽しくなってきましたよね?
成人式に出席する、ということが
大切なのではないと思います。
そこで楽しめないことが問題ですから、
無理して周囲に合わせる必要はないのです。