イースターバニーって知っていますか?
イースターに登場する、関係の深い「うさぎ」のことなのですが、
なぜ「うさぎ」なのか、どう関係が深いのか、知っている人は少ないと思います。
イースター自体、知らない人が多いと思いますので、
イースターとうさぎの関係について、またそのうさぎの特徴なども詳しく紹介しますね!
これから日本で流行るかもしれないイースターの秘密を、先取りしましょう!
イースターとうさぎの関係
それでは、イースターとうさぎの関係を紹介していきますね!
イースターで行われるイベントのひとつに、「エッグハント」という遊びがあります。
エッグハントとは、カラフルに色づけされた卵を大人が森などに隠し、
それを子供達が探す遊びのことです。
あるイースターの日に、子供達が森の中で卵を探していると、カラフルな卵を見つけました。
すると、その場所からうさぎが飛び出したので、
子供達はうさぎが卵を産んだ(運んできた)と大喜びし、
それから、うさぎがイースターエッグを運んだと伝わるようになったとされています。
他にも、うさぎの眼が月を連想させ、月は形を変えながら元に戻ることから、
復活の象徴と考えられ、イースターに相応しいとされたとの説もあります。
尚、うさぎに関しては、西方教会のみの伝統とされ、
16~17世紀にかけて定着したものであり、
他のキリスト教では、同様の習慣はなく、うさぎがシンボルではないそうです。
中世の西方教会では、教会芸術にも描かれていることが多く、
うさぎは一般的なモチーフであったとされているそうです。
イースターうさぎの特徴
うさぎは多産として有名で、メスのうさぎは最初の子供がまだお腹の中にいるうちに、
次の子供を宿すことができるそうです。
ウサギ目に属する動物は、早熟で、一年に何度も出産することができる為、
生命の象徴ともされています。
飛び跳ねる様子も、生命の躍動を表しているため、イースターの象徴とされたとも
言われています。
また、野山を駆け回るうさぎは、春の訪れの喜びを表しているように見えることから、
春に行われるイースターに相応しいとされたとも言われています。
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なんだか、うさぎが卵を運んでくるなんて、かわいいお話ですね。
現在の子供達は意味もわからず、エッグハントを楽しんでいると思いますが、
生命の象徴や、復活の象徴がうさぎとは、意外な感じがしませんか?
日本では可愛らしい動物というイメージが強いので、
イースターバニーを知ると、なんだかうさぎのイメージが変わった気がします。
今後、日本で流行るかどうかわかりませんが、
イースターとうさぎの関係を少しでも理解して頂けたら、嬉しいです!