日本ではなかなか馴染みのないイースター。
2010年から、ディズニーランドでイベントが開催されるようになり、
名前ぐらいは知っているけど、内容までは・・・という方が多いのではないでしょうか?
世界では良く知られているようなので、
今回は、イースターとは何なのか、また由来についても説明していきますね!
これで、ひとつ雑学を覚えられますよ!
イースターとはなに?
イースターとは、イエス・キリストが復活したことを祝う日で、日本では「復活祭」と
言われています。
復活とは何かと言うと、キリスト教では、十字架に架けられ死んだイエス・キリストが、
その三日目によみがえったとされているからです。
日本でキリスト教の行事と言えばクリスマスを思いうかべますが、
実はイースターが最も重要な行事とされているのです。
イースターを行う日は、毎年日付が変わる移動祝祭日で、
「春分の日の後の、最初の満月から数えて最初の日曜日」と決まっています。
(3月21日から4月24日の間)
教会では、特別な礼拝があったりするそうですが、
家族単位では、クリスマスのように家族でご馳走を食べたり、遊びをするそうです。
遊びとは「エッグハント」や「エッグロール」と呼ばれるもので、
エッグハントとは、カラフルに色づけされ、隠された卵を探す遊びで、
エッグロールとは、その卵を割らないように頃がして遊ぶ、子供の遊びです。
これらの卵のことを「イースターエッグ」と呼び、うさぎが運んでくるとされています。
また、アメリカのホワイトハウスでも毎年「エッグロール」の催し物が行われるそうです。
イースターの由来
それでは、イースター(Easter)の由来について紹介していきましょう。
実は、さまざまな説があるので、今回は1つ有力とされる説を紹介しますね!
8世紀のBedeという神父が唱えた説で、
北方神話の春の女神(Eostre)に由来すると言うものです。
本来、キリスト教とは関係のない異教徒の春の祭りであったのですが、
キリスト教の布教の際に、意味を替え、普及したと言われています。
寒さ厳しい暗い冬から、草木が芽吹き、動物たちが繁殖する春へと移り変わる様が、
十字架で処刑された後に復活したとされる、イエス・キリストのイメージと重なり、
統合されていったと見られているのです。
こんな感じ?イースターの由来やお祝いの様子はこちら↓
どうですか?
イースターについて、お分かりいただけましたか?
まだまだ馴染みのないイースターですが、ハロウィンのようにイベント化されると、
日本でも何年後かに、流行るかもしれませんね。
ちなみに、イースターの日に旅行などで海外へ行かれる方は、
お店や役所などがお休みになる可能性があるそうなので、確認してくださいね!