こどもの日は、端午の節句ともいいますが、
こいのぼりや兜など、男の子の節句というイメージが強いですよね?
ひな祭りが、女の子の桃の節句としてのイメージが強いせいか、
こどもの日に、女の子だけのご家庭で、お祝いをする話をあまり聞かないように思います。
では、女の子だけのご家庭だと、こいのぼりは飾らないのでしょうか?
そんな疑問をお持ちの方も多いと思いますので、
今回は、こどもの日に女の子だけのご家庭では、こいのぼりは飾らないのか調べてみました!
こどもの日は男の子の節句?
そもそも、こどもの日は、男女の別なく、昭和23年に、
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日
と法律で定められています。
端午の節句が、もともとは男の子の節句で、男の子の成長や健康を祈願していたことから、
こどもの日も、男の子の節句と思っている人が多いようです。
こどもの日は、特に男の子の節句という訳ではないということです。
世襲制度の時代では、お世継ぎ(男の子)が生まれると盛大にお祝いをしましたが、
現在では関係なく、こどものための行事として、イベント的なことが行われていますよね。
幼稚園や保育園でも、3月にはひな人形を、5月には鯉のぼりを、
男の子も、女の子も一緒に作ったりしています。
こどもの日は、男の子も女の子も関係なく、こどもの成長を祝う日である訳ですから、
特に意識することはないということですね。
女の子しかいない家庭は鯉のぼりは飾らない?
では、女の子しかしない家庭でも、鯉いのぼりは飾るのでしょうか?
結論から言うと、自由です!
これといった決まりはありませんので、飾りたければ飾っても良いですし、
もちろん、飾らなくてもOKです!
確かに、女の子しかいない家庭で、鯉のぼりをあげている家庭は少ないと思います。
しかし、兄弟がいたりすると、「自分の鯉のぼりだけがない!」
という悲しい思いをする場合があるので、そんな時は、女の子の分もあると喜ぶでしょう。
子供がうまれると、買い足すことも多いので、そんな感じにしても良いですね。
意外と、女の子の方が興味を示すなんて話も良く聞きますよ。
住宅事情から、昔ながらの鯉のぼりはあげられないとしても、
最近は室内に飾る、インテリアタイプのもなどもありますので、女の子にはおすすめです!
carp-shaped streamer / こいのぼり / Kanko*
いかがでしたか?
こどもの日は、昔の名残から、こいのぼりや兜、五月人形など、
男の子らしいものがたくさんあります。
しかし、こどもの日は、男女を分けることなく、子供の成長を願いたいものです。
こどもの日には柏餅やちまきを食べ、菖蒲湯に浸かり、
全ての子供たちが健やかに育ってくれることを願う日にできれば、いいですね。