残暑見舞いを送ったり、もらったりしたことはありますか?
暑中見舞いを頂いた返事で出す方も中にはいると思いますが、比較的少ないですよね?
しかし、いざ書くとなると、どうやって書いたらいいのか悩みませんか?
今回は、特に気を使う、上司宛の残暑見舞いの書き方について紹介していきます!
失礼に当たらないよう、マナーなども紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
上司宛の残暑見舞いの書き方
まずは、分かりやすく全体の構成を紹介しますね。
② 時候の挨拶
③ 相手の安否等を気遣う言葉
④ 近況報告など
⑤ 相手の健康を気遣う言葉
⑥ 年号
となっていますが、必ずしもこの通りでなくてはならない訳ではありません。
それでは①から順に説明していきますね!
① 残暑見舞いの言葉
残暑見舞いには、「拝啓」や「敬具」のような頭後と結語は必要ありません。
年賀状と同じだと考えてください。
「残暑お見舞い申し上げます」と丁寧語の「お」または「御」を忘れないようにしましょう。
「残暑見舞い申し上げます」では失礼にあたりますよ。
② 時候の挨拶 ③ 相手の安否等を気遣う言葉
②と③を一文で表しても構いません。
「立秋とは名ばかりの厳しい暑さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか」
「朝夕涼味を覚える頃、ますますご健勝のことと拝察いたしております」
「厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」
など、色々な組み合わせでパターンを考えてもいいでしょう。
④ 近況報告など
「お陰様で新しい仕事にもようやく慣れてきたところです」
「連日の暑さにいささか参っておりますが、夏季休暇を利用して○○へ出かける予定です」
「家族共々、元気に過ごしております」
自分と上司との間の話でも良いでしょう。
⑤ 相手の健康を気遣う言葉
「夏の疲れが出やすい頃ですので、くれぐれもご自愛ください」
「厳しい暑さが続きますが、何卒ご自愛の上お過ごしください」
「まだまだ暑さ厳しき折柄、健康には十分にご留意ください」
「ご自愛」という言葉を良く使いますが、
自分の身体の健康に気を配ることを「自愛」といいます。
「お体ご自愛ください」は「頭痛が痛い」と同じ重複表現になりますので、注意しましょう!
⑥ 年号
最後に「平成○○年 晩夏」や「平成○○年 立秋」と入れるのが慣例です。
いかがでしたか?
気をつけたいのが宛名ですが、自宅へ送る個人的な場合は、役職等はいりません。
敬称は「様」のみにしましょう。
間違って「殿」を使う人がたまにいますが、「殿」は同僚か目下に対して使うもので、
失礼にあたりますので、絶対にやめましょう。
残暑見舞いを頂く機会はあまりある事ではないので、
あなたに対する上司の見方が変わるかもしれませんね。