中には出したことがないなんて人もいる、暑中見舞いですが、 ビジネス上ではそうはいきませんよね?
大切な顧客へ出さなければならないことも多々あります。
そんな時、どうやって書けばいいかわかりますか?
失礼にならないよう、ビジネス上で暑中見舞いを出す場合の書き方やマナーを紹介します!
これもひとつの仕事だと思って、しっかり覚えてくださいね!
ビジネス上の顧客へ出す暑中見舞いの書き方
それでは、表と裏、両方の書き方を紹介しますね。
まず表です。
・顧客の名前(会社宛の場合は社名、部署名、肩書き)を明記します。
失礼にならないよう、漢字は絶対に間違えずに、ハガキの中央にやや大きめに書きます。
個人宛なら「○○ ○○(名前)」様でいいですが、
会社宛なら「取締役社長 ○○ ○○(名前)」様となります。
個人宛の場合、連名にしても失礼にはあたりませんので、連名でも大丈夫です。
・顧客の住所を明記します。
郵便番号のほか、マンション名や部屋番号など、きちんと書きましょう。
・自分の住所、社名(氏名)、部署名、肩書きを明記します。
暑中見舞いは営業の大切なツールですので、できれば電話番号も書くといいでしょう。
名前や住所は裏面に書いても構いません。
それでは裏面に続きます。
ひとつ文例を紹介しますね。
文例
暑中お見舞い申し上げます
平素は格別のお引き立てを賜り、有難く厚く御礼申し上げます。
暑さ厳しき折ですが、いががお過ごしでしょうか。
この上半期は私どもの業界にとりましても非常に厳しい季節となりましたが、
お陰様で何とか乗り切ることができ、心から嬉しく思っております。
この暑さも当分続くようですので、くれぐれもご自愛ください。
平成○○年 盛夏
時候の挨拶や、近況報告などは、それぞれ自分に置き換えてみてください。
ほかに、夏季休業や、お知らせなどがある場合には、年号の前に加えるといいでしょう。
また、お中元を頂いたお礼を一緒にしたい場合には、
時候の挨拶の後に、
「先日は過分なお心遣いをいただきまして、ありがとうございました」 「先日は結構なお品をお送り頂き、厚く御礼申し上げます」
などを入れるといいでしょう。
ワードでこんなことができるとは!こんな暑中見舞いもありですね↓
いかがでしたか?
ビジネスでの暑中見舞いは、パソコンで作成し、印刷する形が多いと思いますが、 温かみに欠けるので、挿絵が少しあるといいと思います。
また、表面が印刷であったとしても、 裏面が手書きだと、きちんと読んでもらえる確立があがると思います。
出す数にもよりますが、営業ツールとして考えるならば、 できるだけ手書きにこだわってみてはいかがでしょうか?