暑中見舞いや、残暑見舞いをもらったことはありますか?
もらったことがある場合、その時期について考えたことはありますか?
残暑見舞いは、暑中見舞いより後であるということぐらいは知っていても、
具体的にいつからいつまでと覚えている人は案外少ないですよね?
今回は、残暑見舞いを出す時期について、具体的に紹介していきます。
今まで曖昧であった人も、これでスッキリしますよ!!
2015年の残暑見舞いを出す時期
それでは、残暑見舞いを出す時期について、詳しく紹介していきますね。
まず、残暑見舞いを出す時期については、
暦の数え方の1つである「二十四節気(にじゅうしせっき)」を用います。
天気予報などで聞く、「立夏」「夏至」「秋分」「立冬」「大寒」「立春」・・・などなど、
簡単に言うと、1太陽年を24等分し、季節を表す名称をつけたものです。
これによると、残暑見舞いを出す時期は、
「立秋」以降から「白露」までとなっています。
ここで、残暑見舞いに関する二十四節気の説明をしますと、
立秋(りっしゅう) 8月7日頃、及びこの日から処暑までの期間(8月22日まで)
処暑(しょしょ) 8月23日頃、及びこの日から白露までの期間(9月7日まで)
白露(はくろ) 9月8日頃
となっています。
年によって多少の誤差はありますが、残暑見舞いを出す時期を具体的に言うと、
2015年は8月8日から9月8日までとなります。
因みに暑中見舞いが「立秋」までということになっていますので、
2015年に関しては、8月8日以降はどんなに暑くても残暑見舞いということになります。
ただし、「白鷺(9月8日頃)」までという考え方のほかに、
8月中までとする、考え方もあるそうです。
しかし、近年は9月を過ぎても30度を超える暑い日が多く、
9月に入ってから、残暑見舞いを出してもマナー違反にはなりませんのでご安心を。
暑中見舞いと残暑見舞いの違い、分かり易く知りたい方はこちら↓
いかがでしたか?
残暑見舞いは、実際に一番暑い時期に出す挨拶状です。
相手の健康や安否を思い、自分の近況を報告するすばらしい習慣です。
年賀状同様、メールなどが普及し、出す人がとても減ったと言われる残暑見舞いですが
今年の夏は、あえて残暑見舞いというのもいいですよね?
また、お中元を頂いたのに、お礼を言い忘れてしまった、
暑中見舞いのハガキが届いたのに、返信をしていないなどの場合にも残暑見舞いは有効です。
お詫びとお礼の言葉を添えて、残暑見舞いの期間までに、出すようにしてくださいね!