“靴を買うなら夕方がいい”と言われるほど、
夕方になると、朝とは全然違うほど足がむくむ事で悩んでいる人は多いですよね?
少しでも足を細く見せたい女心とは反対に、
足首はぞうのようにくびれがなくなり、全体的に太く、重く感じますよね?
しかし、この足首の「むくみ」の原因は一体何なのでしょうか?
今回は、そんな足首のむくみの原因について、詳しく紹介していきますので、
自分がなぜむくむのか、原因を知ってくださいね!
足首のむくみの原因
足のむくみの主な原因を大きく分けると、
・病気やケガなどからくるもの
・短時間で治まる一過性のもの
の2種類に分けられます。
それでは、それぞれの原因を紹介していきますね!
・病気やケガなどの原因
病的なものとしてあげられるのは、下記のものがあります。
肝臓や腎臓に疾患があると、タンパク質の成分であるアルブミン量が低下し、
余剰水分を血液に戻すことができなくなってしまい、むくみが発生します。
血管やリンパ管の疾患
疲労やストレスなどでリンパ液が滞ると、間質液であるリンパ液がリンパ管に入ってしまい、
余分な水分が皮膚の下に溜まり、むくみが発生します。
下肢静脈瘤
下肢から血液が上半身へ戻り難くなるために、血液が下肢に溜まってしまいむくみます。
心不全
足から遠い心臓がうまく機能していないと、足に溜まった血液が循環されずに、むくみます。
・短時間で治まる一過性の原因
一過性のものとしてあげられるのは、
冷え性
睡眠不足
ホルモンバランスの乱れ
運動不足
長時間座りっぱなし、立ちっぱなし
などがあります。
人は起きているとき(座っていても、立っていても)、足は常に下にあります。
そのため、常に重力の影響を受けやすく、塩分や水分が足に溜まりやすい状態なのです。
立ち仕事やデスクワークなど、常に同じ姿勢でいるのは、とくに重力の影響を受けやすく、
塩分や水分が足に溜まる=『むくみ』に繋がるのです。
一過性のものは、重力に逆らえば解消されるものが多いですので、
慢性的にむくみが取れなかったり、痛みが伴う場合などは、医療機関を受診しましょう。
ほかにも、こんな足のむくみの原因が↓
いかがでしたか?
たかが“むくみ“と考えてはいませんでしたか?
意外と簡単に考えてしまいがちな“むくみ”ですが、病気が隠れている場合もあります。
また、貧血や妊娠中毒症によってむくむ事もありますので、注意が必要です。
いつもとは違う異常なむくみ方をしている場合や、慢性的にむくみが取れない場合などは、
自己判断せずに、早めに受診するようにしてくださいね。
規則正しい生活を心掛け、むくみのない足首を目指しましょう!!