成人式のお祝いを贈る方は、金額や包み方のマナーなど、さまざま頭を悩ませるものです。
お祝いのメッセージを添えたくても、なかなかいい文章が浮かばず、書けないとお嘆きの方もおられるでしょう。
そんなあなたに、お祝いを贈った方から喜ばれるお祝いメッセージの文例や、金額の相場、包み方のマナーまでわかりやすく紹介していきます。
お祝いを贈った方に喜んで頂けること間違いなしですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
金額の相場
Coming of Age Day Ceremony / Dick Thomas Johnson
一番の悩みのタネは金額ですよね?
まず、成人式のお祝いを贈るのは、基本的に三親等以内と言われています。
但し、いとこやその他の親戚でも付き合いが深ければ、贈ってはいけないという訳ではありません。
しかし、三親等以内には成人式のお祝いを贈った方がよさそうです。
ではその三親等以内の関係性と金額の相場です。
あなた(贈る人) お祝い金額
親 10,000円~50,000円
祖父母 10,000円~100,000円
叔父・叔母 10,000円~30,000円
兄弟・姉妹 10,000円程度
その他の親戚や友人・知人の子どもなどに贈る場合は5,000円~10,000円程度が相場のようです。
最も多いのはどのような立場からでも10,000円だそうですが、親や祖父母など、関係性が強く、成人式の振袖やスーツなどの購入に当てる意味で100,000円のお祝いを贈るケースもあるそうです。
それぞれの関係性によって大きな差がありますので、ご自身にあった金額を考えてみてください。
着物すそ↓
成人式 / kaidouminato
包み方のマナー
お祝い金額が決まったところで、祝儀袋に入れなければなりません。
意外と間違いの多い包み方のマナーを紹介していきましょう。
祝儀袋の水引は赤白の蝶結びのものを選び、表書きは「御成人御祝」「祝御成人」「成人御祝い」「御祝」などとします。
下段にあなたの名前を毛筆か筆ペンを使い、濃くハッキリと書きます。
中袋には書く欄が決まっているものはその欄に書き、書く欄がないものは、裏面の左下に住所と氏名と金額を書きます。
金額の漢数字の正式な書き方は
一 → 壱
二 → 弐
三 → 参
五 → 伍
六 → 六
七 → 七
八 → 八
十 → 拾
万は萬、円は圓とします。四は「死」を、九は「苦」を連想させるので、贈らないのが常識です。
また、中袋は封をする必要はありません。
中には現金ではなく、アクセサリーなどを贈る人も多いそうです。
お祝いに本真珠↓
http://youtu.be/Cjj1cM8v94E
お祝メッセージの文例
それでは喜ばれるお祝いメッセージの文例を紹介しましょう。
1.相手が誰でも使える文例
○○さん、新成人おめでとう。晴れて大人の仲間入りができましたね。今後のご健闘を期待しています。
ご成人を心からお祝い申し上げます。社会の一員として、今後のご活躍を期待しています。
2.叔父や叔母の場合
成人おめでとう。まずは両親に感謝するように。これからは、たっぷりと大人の厳しさを教える予定ですので、楽しみにしていてください。
成人おめでとう。これからは周りの人たちのことも同時に考えられる大人になってください。
健康に留意し、笑顔を絶やさぬように。たまには遊びにいらっしゃいね。
あなたの言葉で気持ちが伝わればそれが一番です。自分の成人式のことを思い出しながら書いてみると良いかもしれませんね。