春になると何となく食べたくなるのが「たけのこ」ですよね?
都心ではなかなか「たけのこ」が採れる場所もありませんが、
たけのこ狩りに行くと、食べきれないほどたくさんのたけのこが採れたりしますよね?
また、たくさんのたけのこを頂いて、保存に困ったことはありませんか?
買うと高いし、腐らせるのはもったいないので、たけのこの保存方法をお教えします。
水煮たけのこと、茹でたけのこ、それぞれについて紹介しますね!
水煮たけのこの保存方法
水煮たけのことは、味つけをせずに、水で煮た「たけのこ」のことを言います。
茹でたけのこと基本的には同じですが、真空パックされて売られているものです。
賞味期限が付けられていますので、賞味期限内に食べきるようにしましょう。
開封後、残ってしまった場合は、水を張った容器に入れて冷蔵庫で保管します。
少しお酒を入れると長持ちするようですが、賞味期限内に使うようにしてくださいね!
茹でたけのこの保存方法
それでは、茹でたけのこの保存方法をいくつか紹介していきますね!
①水につける(保存期間:1週間)
タッパーなどの密閉容器にたけのこを入れ、かぶるくらいの水を入れて冷蔵庫で保存します。
茹でた後もアクが出るので、毎日水は交換してください。
②濃い塩水につける(保存期間:1ヶ月程度)
濃い塩水(500ccの水に対して、小さじ3~5)を準備し、①の要領で保存します。
使用する際は、そのままでは使用せず、呼び塩(※1)をしてから、使用します。
※1(呼び塩とは)
薄い塩水(500ccに対して、小さじ1~1半)に浸すことで、浸透圧の関係から、
薄い塩水の方へ塩が移る性質を利用した、塩抜きの方法。
③干したけのこ(保存期間:約1年)
薄くスライスしたたけのこを2~3日天日干しします。
完全に乾燥したら出来上がりです。密閉容器に乾燥剤と一緒に入れて冷暗所に保存します。
また、タッパーなどに入れて、冷凍保存しても大丈夫です。
使用する際は、1時間程度水に浸し、水洗いしてから茹でて使用します。
④塩漬けを作る(保存期間:未開封で約1年)
1.半分に切って水気を取ったたけのこに、塩をたっぷりとまぶします。
2.塩を敷き詰めた容器に、たけのこを入れ、さらに塩を入れて蓋を閉めます。
3.1~2日経つと、水が上がるので、水を捨てて塩を追加します。
使う際は、呼び塩をしてから使いましょう!
他に1年保存のこんな方法も!瓶詰めたけのこの保存方法はこちら↓
たけのこは、腐りやすいので、あれっ?と思ったら食べないようにしてくださいね。
目安としては、異臭(酸っぱい感じ)がする、ぬめりがある、赤っぽく変色している、
などの症状が見られる場合は、残念ですが頂かない方がいいでしょう。
正しく保存して、早めに頂いて、無駄にしないようにしてくださいね!