近年の健康ブームで、かなり一般的になってきた「ヨガ」。そのヨガも様々な種類があるのはご存知でしょうか?
ここでは情報番組などでも取り上げられ、また芸能人が教室を開いたりしていることでも有名になった「空中ヨガ」について調べてみました。
始まりはいつ?
空中ヨガは「エアリアルヨガ」と言われ、ニューヨークのヨガ講師を務め、ダンサーとしても活躍していたミシェル・ドーティニャック(Michelle Dortignac)がエアリアルダンスに出会ったことから2006年頃にニューヨークで生まれたものです。
空中ヨガは天井から吊るしたハンモックを使用して行うヨガなので、ハンモックヨガ、フライングヨガ、アンチグラビティー(反重力)ヨガ、空中ヨガなどの名前がつけられ、世界中に広まりました。
また、創始者であるミシェルの本拠地ニューヨークで初開催された2009年第一期トレーニングにおいて、日本人初のエアリアルヨガインストラクターとなった谷口美里さんは、2013年よりミシェルと共に日本でのエアリアルヨガ普及のため、指導者養成に携わっています。
普通のヨガとはどこが違うの?
↑をご覧のように、天井から吊るされたエアリアルシルクでできたハンモックを使用し、ヨガをやるというもので、普通のヨガよりも自由自在にポーズができるそうです。
ハンモックを使用することにより、普通のヨガではできないポーズができるので、いつもと違う感覚や視界が楽しめそうです。
空中に浮いているような感覚になる方もいるそうですよ。
「これは気持ちがいいので続けられそう」
「とにかく伸びます」
などの声も多く、私のように以前ヨガにチャレンジしたものの、身体が硬くて断念した、挫折したという方にもお勧めな、初心者向きのヨガだそうです。
気になる効果は?
気になる効果ですが、身体を真っ逆さまにすることで、常に身体の重みを受けている背中の骨と骨の間を開くことで圧力を軽減できたり、首や背骨の詰まりを予防、改善できます。
また、自分自身の重さのみで、身体を床に押し付けることなく重力を受けないポーズをとることで、身体の筋肉や骨格が矯正されます。
体重や重力、エアリアルシルクのサポートを利用することで、正しい姿勢を作り、インナーマッスルに働きかけ、鍛えることもできます。もちろん、普通のヨガのようにリラックス効果もあり、深い呼吸に集中できます。
空中ヨガはさすがに自宅ではできないですが、日本でも教えてくれるスタジオが増えてきています。ヨガ人口は23万人と言われていますが、この空中ヨガはどれだけの人がハマるか楽しみですね。私も機会があったらやってみたいです。