暑い夏にはかかせない、「かき氷」ですが、暑いからと言って、急いで食べたり、
一気にたくさんのかき氷を口にいれると、頭がキーンって痛くなりますよね?
頭の痛みが治まるまで何もできず、ひたすら我慢ですが、
だからと言って、かき氷を食べずにはいられないですよね?
そんなかき氷好きのあなたに、
今回は、かき氷を食べて頭がキーンとなる、原因とその治し方を紹介します!
メカニズムや治し方を知って、どんどんこれからもかき氷を楽しみましょう!
かき氷を食べると頭がキーンとなる頭痛の原因
まず、このキーンという頭痛には、
「アイスクリーム頭痛」というきちんとした名前があるって知っていますか?
本当?と疑いたくなるような名前ですが、きちんとした医学用語なのです。
驚きですよね?
アイスクリームよりかき氷のほうがキーン率は高いと思うのですが、
なぜ、アースクリーム頭痛というネーミングになったのでしょうか?
実は、温度自体は、かき氷が0℃に対し、アイスクリームは-7℃と低いのです。
アイスクリームはかき氷に比べて凍結部分が少なく、また脂肪が含まれていることで、
熱の伝達や吸収を妨げる働きがあるとされています。
ですから、温度の低いアイスクリームは、脂肪分があることでキーン率が低く、
温度の高い、かき氷は、脂肪分がないのでキーン率が高いということなのです。
それでは、食べたいのに痛くなる、2つのアイスクリーム頭痛の原因を紹介していきますね!
1:関連通
かき氷を食べると、三叉神経から脳へ「冷たい」という感覚信号が伝わります。
しかし、その刺激が強過ぎると、神経伝達の中枢が混乱して「冷たさ」を、
「痛み」として錯覚を起こし、脳の血管が収縮して、キーンという痛みが発生するのです。
2:血管の炎症
冷たいものを一気に食べると、身体は急激に冷えた口腔内を温めようとします。
温めるためには、脳の血管に一時的な炎症を起こして血流量を増やす必要があり、
その炎症によってキーンという痛みが発生するのです。
かき氷を食べて頭痛がした時の治し方
原因がわかったところで、治し方を紹介していきましょう!
アイスクリーム頭痛が起きてしまったら、氷やアイスノンなどの冷たいものをおでこに当てると頭痛が止まるそうです。
おでこに貼る熱冷ましのシートや、冷たいペットボトルなども効果的です。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
こんな方法でアイスクリーム頭痛を治すことができるなんて不思議!↓
いかがでしたか?
アイスクリーム頭痛の対処法としては、
①急いで食べずに、ゆっくりと食べる。
②口の中でゆっくり溶かしてから食べるようにする。
③口腔内が冷えすぎないように、温かい飲み物と一緒に頂く。
などがあげられます。
暑い中、ガリガリしながら食べたい人も多いかもしれませんが、
もし、あなたが偏頭痛持ちであったなら、症状が長引く可能性もあるので、注意が必要です。
これから、かき氷を食べにいく時は、熱冷ましのシートと、温かい飲み物を持参し、
口で溶かしながら食べ、それでも頭痛がした場合は、シートを貼って治してくださいね。