一年でもっともワクワクする季節の到来です。
別に何があるってわけではないのですが、街を歩くだけで何となくワクワクするのは私だけではないのではないでしょうか?
それは街中が、クリスマスカラー一色になり、特に夜になるとクリスマスツリーやさまざまな飾りたちがキラキラと輝きだすからではないでしょうか。
私のイメージするクリスマスカラーと言えば、「赤・緑・白」という感じですが、皆さん、クリスマスカラーの表す意味ってご存知ですか?
クリスマスカラーの意味
それでは、クリスマスカラーの定番と言われる「赤・緑・白」がどんな意味を表しているのか調べてみました。
・赤
キリストの血の色、愛と寛大さ
キリスト教において、赤は「神の愛」とキリストの流した「贖罪の血」という相反する重要な意味を持つ色です。
祭礼の際に枢機卿(すうききょう:教皇に次ぐ高位聖職者の称号)の法衣として用いられ、白に続いて神聖な色とされています。
・緑
永遠の命、神の永遠の愛
クリスマスと言えば、モミの木とヒイラギを思い浮かべる方も多いですよね?
これらは常緑樹として、一年中色を変えない植物なのです。強い生命力から希望の木とされ、永遠の命の象徴となっているのです。
また、モミの木の小さな葉が十字架に似ていることから、十字架に結び付けられることもあるそうです。
・白
純潔、雪、純水な心
白はクリスマスに降る雪の色を表します。純潔を表す色とともに、北の大地の色でもあるのです。
こんなところにもクリスマスカラーが↓
ちなみにクリスマスの本場、北欧の地方では、クリスマスカラーと言えば「白」と「青」なのだそうです。
サンタクロースの赤い服が定番となるまでは、青や白、紫などの服を着たサンタクロースがいたそうです。
しかし、1931年にコカ・コーラ社が広告に赤い服を着たサンタクロースを登場させたことから、赤い服のサンタクロースが定着したとも言われています。
個人的には、白や青色の服を着たサンタクロースも見てみたいものです。
最近の流行カラー
クリスマスの本場、北欧の影響なのか、1999年頃から、クリスマスカラーに「青」が流行するようになりました。
「ホワイトクリスマス」を連想させる、素晴らしい配色で、個性的なクリスマスツリーをたくさん街中で見かけるようになりましたね。嬉しい限りです。
定番と呼ばれる「赤」は、交感神経を刺激して、人を興奮させる色であり、「緑」を組み合わせることによって、もっとその気持ちが強調されるそうです。
また、対立感が強まり、生き生きと輝いて見える効果もあるそうです。
だから、クリスマスカラー一色の街中を歩くとワクワク感が増して、気分が高まってくるのですね。
今年はそんなことを考えながら街中を歩いてみようと思います。