貼るカイロが大活躍する季節となりました。私も既に10個入りパックをつい最近購入したばかりで、冬の必需品となっています。
しかし、意外にも有効な使われ方をされていないことが多いようです。
今回は「貼るカイロ」の効果的な使用方法と貼ってはいけない場所をお伝え致します。
効果的な「貼る」場所とは
皆さんは「貼るカイロ」を身体のどこに貼っていますか?
サイズにもよると思いますが、昔からある通常サイズでいうと、カイロ本来の身体を温めることに限って言えば、次の2ヶ所が最も効果的と言えるでしょう。
1.首
首は寒さに敏感で、しかも一番体温が逃げやすいとされています。
また、首の付け根の部分には冷えを解消するツボもあるのです。
もちろん、肌に直接なんて貼れませんので、スカーフやストール、屋外ならマフラーなどにくるみ、首の後ろにくるように巻くととても身体が温まるのです。
2.仙骨
仙骨とは、骨盤の中心部にある骨で、お尻の割れ目の上辺りにある骨です。
仙骨周辺は、下半身の神経や血管がたくさん集まっている場所なので、ここにカイロを貼ると、足先の冷えなどにも効果があり、下半身を温めることで、腰の痛みや生理痛を和らげるなどの効果もあります。
私個人的には、下半身が温まると全身が温まるような気がして、いつも仙骨周辺に貼っていましたが、首というのは正直驚きでした。
私は首が長く(あだながE.Tなぐらい)、冬はいつもハイネックの洋服を選んでいたので、今後は首に挑戦したいと思います。
ほかにも、肩甲骨周辺に貼れば肩こりが緩和されたり、おへその下に貼ると腹痛や下痢を和らげるなどの効果もあります。
身体を温めることは、基礎代謝があがったり、血行がよくなったりといいこと尽くめです。
間違った使い方をしなければ、とても身体にいい健康グッズと言えるでしょう。
今は種類も豊富です↓
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貼ってはいけない場所
有効な使い方を知っていただいた後は、間違った使い方をしないために、貼ってはいけない場所を学びましょう。
それは「心臓付近」です。これは、心臓に負担がかかり、痛みや吐き気を伴うことがあるそうなのです。
身体を温めるのに、心臓付近にカイロを貼る方もあまりいないかとは思いますが、うっかり、胸ポケットなどに入れてしまうのもよくないそうなので、絶対にやめましょう。
また、熱を発散する頭部や脇の下も、頭痛や気分が悪くなる場合があるので、避けた方が良いでしょう。
また、就寝時、肌の直貼り、暖房器具との併用は、低温やけどの危険性があるので、絶対にやめましょう。
これから使用する機会がぐっと増えるであろう「貼るカイロ」ですが、正しく有効に使って、この寒い冬を乗り切りたいですね。