「読書の秋」という言葉が使われるようになった由来をご存知ですか?
中国・唐代の文人である韓愈(かんゆ)が残した詩の中に、「燈火(とうか)親しむべし」という一節があります。
その意味は、「秋になると涼しさが気持ちよく感じられ、あかり(燈火)になじむようになる」。
つまり、秋は読書に一番適した季節であるということを表現したこの言葉が、読書の秋の由来とされています。
また、秋は気温が14℃~16℃と脳の活動に最適な温度になるため、読書や勉強に没頭しやすい時期なのだそうです。
人々の活字離れが進んでいるといわれていますが、そんな昨今だからこそ、もっと日常の暮らしの中で、本に触れる機会を増やしてみてはいかがでしょうか。
おすすめの場所は?
人それぞれに読書をするのに最適な場所ってありますよね?
ちなみに私的には、リビングのテーブルの高さと椅子の高さが丁度良く、ベストポジションとなっています。
しかし休日には子どもがうるさく、ゆっくり読書する時間が取れません。
もし、一人でゆっくり読書を愉しむ時間があったら・・・と考えると、それだけでワクワクしちゃいますが、あなたが休日の読書を愉しむとしたら、どの場所がおすすめですか?
色々な方の意見があるので、まとめてみました。
おすすめ場所その1:カフェ
コーヒー類を1杯頼めば、基本的には長時間いられ、1人客も多いせいか雑音が割りと気にならず集中できるという意見がとても多いです。
最近ではソファ席があるカフェもあり、お家感覚でくつろぎながら読書を愉しめるそうです。
軽食もあるので、小腹がすいても大丈夫ですね。
但し、混雑している時間帯、入店待ちのお客様がいられる場合などは、読書だけで長時間いることがないよう、気を付けましょう。
おすすめ場所その2:図書館
王道中の王道。読書をするための場所ですし、そのための本も無数にありますから、最適な場所として間違いないですね。
お金もかからず、長時間いても誰にも迷惑がかからない、誰もが使える本当に便利な場所です。
図書館特有の匂いってありますよね?あれは本の匂いなのでしょうか?
何とも言えず落ち着くのは、私だけではないのではないでしょうか?
おすすめ場所その他
その1、その2の意見はとても多いのですが、それ以外は本当に人それぞれという感じです。
面白い場所をいくつか挙げると、
・大学の空き教室 誰もいないので集中してゆっくり読める
・河川敷 のんびりできます
・車の中 独りになりたい時、おすすめです
・お風呂 半身浴もでき、一石二鳥
・川の上流 水の流れる音が心地いい
このように様々です。ガヤガヤした中の方がかえって集中できる人と、本当に静かな場所を好む方と分かれますよね。
やっぱり、読書に音は大事なのでしょうか?
この秋、あなたもお気に入りの一冊を持って、読書に最適な場所を見つけて下さいね。