数年前からCMなどでも知られるようになった妊娠検査薬ですが、妊娠を望んでいる方、いない方、使い方は人それぞれですが、今はたくさんの種類が揃っていますよね。
使ったことがない方にはその使い方を、使ったことがある方でも正しい検査方法や、妊娠検査薬のしくみなどを知って頂き、正しく使用してほしいと思います。
最近は早期妊娠検査薬などもあり、それについても分かりやすく説明していきますので、ぜひ今後の参考にしてくださいね。
妊娠検査薬のしくみ
ミルク飲むとらちゃん / yto
それではまず、普通の妊娠のしくみについて紹介しましょう。
妊娠すると尿中hCG濃度が上昇していくため、その濃度を測って妊娠したかどうかを判定しています。
日本で売られている普通の妊娠検査薬は50IU/Lで、早期妊娠検査薬は25IU/Lで陽性反応が現われるとされています。
一例の使い方↓
それでは、いつ検査をすれば妊娠している場合に陽性反応が出るのでしょうか。
先程の妊娠のしくみにもあるように、受精卵が着床し、hCG濃度が高くなると陽性反応がでるわけですが、色々な判断基準がある中で、一番確実で簡単な数え方は
『生理予定日から約1週間後に検査する』
ことが確実な方法です。もし待ちきれないという場合は、以下を参考にしてみてください。フライング検査の成功確率です。
生理予定日3日前 → 約52%
生理予定日2日前 → 約70%
生理予定日1日前 → 約85%
生理予定日を過ぎないと「あれ?」と感じることもないと思いますが、やはり、生理予定日を過ぎてから検査した方が確実と言えるでしょう。
もし、生理不順で予定日がハッキリと分からない場合は、性交日+3週間後が目安となります。
産婦人科の妊娠検査の費用!保険は効くの?(ブログ内記事)
また、早期妊娠検査薬は上記に示した目安から1週間前に検査を行っても結果が出ると言われています。
ドラッグストアだらけの大船 / Ryosuke Yagi
妊娠検査薬はとても便利で簡単に結果が出ます。しかし、子宮外妊娠や流産、不妊治療による投薬、生理不順など、さまざまな要因でも陽性反応がでることがあります。
大事に至らないためにも陽性反応がでたら、すぐに産婦人科で検査をしてもらうことを強くおすすめします。
出産するには必ず産婦人科での検査が必要となりますので、自己判断で終わらせず、出産を望んでいるなら尚、早めに産婦人科を受診しましょう。<