中学生の皆さん、書き初めのお題で困ったことはありませんか?
自分で書きたい言葉を書くとなると、何て書いたらいいのか悩むところですよね?
ましてや「名言」や「四字熟語」でなどとなったら、
意味まで考えなければなりませんし・・・
そんな中学生の皆さん向けに、書き初めに相応しい言葉、
四字熟語に意味を添えて紹介していきますので、お題に悩んだら、ぜひ参考にしてくださいね。
書初めの言葉「四字熟語」
【初志貫徹】しょしかんてつ
初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。
【切磋琢磨】せっさたくま
学問や人徳をより一層磨き上げること。
また、友人同士が互いに励まし合い、競争して合って、共に向上すること。
【温故知新】おんこちしん
前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、
新たな道理や知識を見出し自分のものとすること。
古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意味。
【虚心坦懐】きょしんたんかい
心に何のわだかまりもなく、気持ちがさっぱりしていること。
心にわだかまりがなく、平静に事に望むこと。また、そうしたさま。
【心機一転】しんきいってん
ある動機をきっかけとして、すっかり気持ちがよい方向へと変わること。
またあることをきっかけに、すっかり気持ちや心を良い方に入れかえること。
【順風満帆】じゅんぷうまんぱん
物事がすべて順調に進行することのたとえ。追い風を帆いっぱいに受けて、船が軽快に進む意味。
書初めの言葉「名言」
今回は「老子」の名言を紹介しましょう。
Lao Zi / 老子 / Harald Groven
【知者不言、言者不知】しるものはいわず、いうものはしらず
物事を本当に良く知っている人はたいてい寡黙なもので、
心に思い浮かぶままペラペラと何でも口に出してしまう人は実は無知であることが多いこと。
知恵が豊かで思慮深い人は、自然と言葉は少なくなる意味。
【上善水如】じょうぜんはみずのごとし
理想的な生き方をしようと思うなら、水のあり方に学べという意味。
水は丸い器に入れれば丸くなり、四角い器に入れれば四角くなる。
それと同じように人間も水のようにその状況に応じた
臨機応変な振る舞いをするのが最も自然な一番よい生き方である。
老子ではないですが、
【継続は力なり】
【力強い前進】
なども人気です。
6年生ですが上手いです。お手本にどうぞ↓
http://youtu.be/sz8t2NyueHc
学校の宿題であったりするので、「こなす」だけの方もいられるかもしれませんが、
お正月気分を味わいながら、心を落ち着かせ、
ゆったりした気持ちで書いて見てはいかがでしょうか。
新たな書道の魅力に取り付かれるかも知れませんよ。