10ヶ月もの長い間、お腹の中で赤ちゃんを育て、この世に誕生させるお母さん。
とっても偉大ですよね?
でも、喜びと感激でいっぱいなのも束の間、
産後にやってくる憎い「たるみ」との戦いが待っているのです。
どんなに痩せていた人でも、この産後のたるみには勝てませんよね?
ほっといたら元に戻るのか?たるみを取り除くには何をしたら良いのか紹介します!
産後のたるみの原因と、たるみ取りのキーポントを知って、今後に役立ててくださいね!
産後のお腹のたるみのメカニズム
結論から言うと、『骨盤のゆがみ』が原因です。
出産により、骨盤は開き、下がった状態になります。
産後、これはすぐには戻らずに、不安定な状態が続きます。
骨盤内の内臓が下がった状態のままだと、脂肪が蓄積されやすくなり、
ぽっこりお腹となり、たるみとなってしまうのです。
また、妊娠中は、赤ちゃんの大きさの分、お腹の皮膚は伸びています。
産後にお腹はへこんでも、皮膚には当然たるみが残るわけです。
ほっといたら元に戻る?
そうだといいのですが・・・
そう簡単にはいかないのです。
妊娠中にお腹が大きくなる = 皮膚も筋肉もたるんだ状態になる のです。
お腹以外の筋肉も、使わなければたるみますよね?
それと同じように、産後であっても筋肉は鍛えなければたるみの元となってしまうのです。
気を付けたいのが、授乳の姿勢。
1日に何度も行う重労働ですが、背筋が曲がった状態や、横座り、ベタ座りなどの姿勢は
お腹のたるみに大敵です。
骨盤のゆがみを悪化させ、脂肪がつきやすくなるので注意しましょう!
産後、お腹のたるみと同じく気を付けたい、腰痛の原因となる動作を紹介↓
たるみを取り除くためのキーポイント
それでは、たるみを取り除くにはどうしたらよいのか?
そもそもの原因が「骨盤のゆがみ」です。
ということは、骨盤のゆがみを矯正すればよいのです。
また、皮膚のたるみも、骨盤のゆがみを解消すれば、
それに伴って引き締まってくるでしょう。
食事制限などによって脂肪を減少させるのではなく(授乳もあるので食事制限は危険です)、
ラップを巻いて(昔流行ったな~)たるみを引き締めたりせずにできるのです。
但し、皮膚のたるみには個人差があります。
骨盤のゆがみが解消されても、皮膚のたるみまでキレイになるとは限りません。
同時に、地道なスキンケアも必要となるでしょう。
最近は、さまざまな理由から帝王切開の出産が多いと聞きます。
誤解されやすいのが、帝王切開は自然分娩と違って、骨盤が開かないと思われること。
骨盤を緩めるホルモンは同じように出ているので、帝王切開だとしても骨盤は開くのです。
それでは、たるみを取り除くための詳しい解消法は、次の記事で解説しますね!